2019年10月23日水曜日

瀬戸中学校区公開授業研究会を実施しました。

  瀬戸中学校区内のこども園,保育園,小・中学校は,学校間の境をなくし,中学校区として連携して,相互の授業や保育の様子を公開する取組を進めています。今日は,中学校区内の他の校園の先生方をお招きして,公開授業研究会を行いました。
 こすもす学級では,自立活動として,「2020年に向けて,いろいろな国を知ろう」の授業を公開しました。来年はオリンピック・イヤーです。日本に世界中の国々からたくさんの人が集まります。学習では,さまざまな国の衣装や国旗,文化などについて紹介し,国際的な行事に興味・関心をもって接したり,自分たちで考えたことをクイズ形式にして教え合ったりしました。 
 5年生は,社会科「自動車をつくる工業」を公開しました。自動車が生産される様子,自動車づくりの工夫や努力等,学習したことの中から,分かったことをキャッチコピーで表現します。キャッチコピーは,その言葉を選んだ根拠が重要になります。資料を元にして,自分の印象に残った自動車づくりの様子を表現しました。
 3年生は,国語「すがたをかえる大豆」の学習の様子を見ていただきました。私たちの食生活に欠かせない大豆は,いろいろな調理法で加工されています。説明文の中に書かれた大豆の調理法は,炒り豆などの簡単な調理法から,味噌や醤油など時間と手間のかかる調理法へと記述されています。作者は,どうしてこのような順番で文章を構成したのかを話し合い,作者が読者に伝わりやすく表現している工夫について考えました。
 1年生は道徳「せかいの人とつながろう」の授業を公開しました。見た感じが違う人でも言葉が通じなくても,勇気を出して相手に話しかけてみることの大切さを話し合うことができました。「友達の国の言葉で話すとうれしい気持ちになるよ。」誰とでも優しい気持ちで接することは,とても大切なことですね。 
 協議会では,本校の研究主題について研究主任からの解説の後に,支援学級,低学年,中学年,高学年の各部会に分かれて協議会を行いました。特に,本校のめざす「豊かに表現する力」については,参加いただいた先生方から多くのご意見やご示唆をいただくことができました。お忙しい中,ご来校いただきありがとうございました。