5年生の算数の授業の一コマです。「赤,青,白の大きさのちがう3つのボールがあります。ボールの直径をくらべると,白の直径の1.4倍が青の直径,青の直径の2.5倍が赤の直径でした。赤のボールの直径が24.5cmのとき,白のボールの直径は何cmですか。」という問題を考えていました。まず,みんなで3つのボールの大きさを関係図に表しました。
子どもたちのノートを見せてもらうと,問題に出てくるものごとの関係を下のような図に表していました。この問題で5年生が難しく感じるのは,全体と一部の関係を小数を使って表すことです。「1.4倍」のような小数の倍率も,関係図の中で確かめ,今まで学習している整数と同じように考えることができました。
算数では,「はかせ」→ 「は」やく,「か」んたん,「せ」いかくに を合言葉に,分かりやすく考えることをがんばっています。「全体の何倍になるかは,それぞれの倍率をかけるとすぐに分かる」ということをまとめて今日の学習を終わりました。