2020年7月10日金曜日

伝わりやすい書き方を考えよう(4年国語)

 4年生が国語の時間に,「文を書くときに気をつけること」を学習していました。文章を書くとき,「、」(読点)を使います。読点にはどんな役割があるでしょうか。
 2つの文を比べてみました。
〇 犬は,鳴きながらにげるねこを追いかけた。
〇 犬は鳴きながら,にげるねこを追いかけた。
 子どもたちからは「犬とねこの感じが変わるなあ。」「点の位置が変わるだけで,鳴く動物が入れかわってしまう。」といった意見が出ました。他にもいくつかの例文をもとに,読点のつけ方で意味合いが変わってしまう事例について話し合いました。 
 ふだん何気なく書いている読点も,書き方次第で伝わる内容や意味が変わってしまうことがあります。文を書くとき,内容がどのように伝わるかを考えて慎重に書いたり,書いた後に読み直して確かめたりすることが大切だと分かりました。