3年生が算数の問題に取り組んでいました。「6人の子どもたちが,それぞれ6本ずつ70円のジュースと30円のみかんを買うと,全部でいくらになるか」という問題です。はじめに問題文を読んで,分かっていることと求めることを確かめてから,一人一人課題解決に取り組みました。
個人で考えた後は,近くの友達と自分の説明を紹介し合います。するといくつかの解き方が分かってきました。一番多かったのは,
70×6=420,30×6=180,420+180=600 答え 600円
という考え方です。
ところが,もう一つ
70+30=100,100×6=600 答え 600円
という考え方も出てきました。
どちらの方法が簡単に計算できるかを話し合うと,2番目の方が式の数も少なく簡単に計算できることに気づきました。
計算する方法を工夫すると,簡単にすばやくできることに気づいた3年生。まとめて計算する方法をいろいろなところで生かし,便利に使うことができるといいですね。