岡山市環境局の方が学校にお越しくださり,4年生の子どもたちを対象に雨水利用タンクの活用や水資源の大切さについて,出前ミニ授業をしてくださいました。
昨年の夏,江西小学校の職員室前の下駄箱横に大きなポリタンクが置かれました。このタンクは,雨水を貯めて再利用するための雨水利用タンクです。タンクの上には,学校の雨樋の水を導くパイプ,下の方には蛇口が付いていて,学校の中館の屋根に降った雨水を集めて再利用する仕組みです。雨水なのでそのまま飲むことはできませんが,植物の水やり等にとても便利です。水道の水は有料ですが,雨水ならばいくら使ってもお金はかかりません。
お金の問題だけでなく,環境局の方からは,資源としての水の大切さ,下水道のはたらき等についても教えていただきました。町に降った雨水は下水道に流れ,町が水で溢れないよう守られていること,また雨水をただ流すだけでなく,いろいろな施設で工夫して利用している様子などを紹介していただきました。
限りある資源としての水に,改めて気付くことができた4年生でした。