6年生は理科の学習で「ものの燃え方」について学習しています。ふたをしたびんの中にろうそくを入れると,はじめはふつうに燃えていますが,やがてゆっくりと火が消えていきます。物が燃えるためには,絶えずびんの外から新しい空気が入っていくことが必要なことを学習しました。
物が燃えるためには空気が必要ですが,空気の中のどんな成分が重要なのかを実験しました。気体検知管を使って,ろうそくが燃える前後のびんの中の空気の成分を調べました。ろうそくが燃える前後のびんの酸素濃度と二酸化炭素濃度を比較します。
ろうそくが消えたびんでは酸素濃度が数%下がっていました。逆に二酸化炭素の濃度は,圧倒的に高くなっていました。ものが燃えると酸素が使われて減り,二酸化炭素が増えました。ただし,ものが燃えても酸素は全部なくなるわけではないことが分かりました。