2021年5月20日木曜日

およげないりすさん(2年道徳)

 2年生は道徳の学習で「およげないりすさん」というお話を読んで話し合いをしました。このお話には泳ぐのが得意な「かめさん」,「あひるさん」たちと,泳ぐことができない「りすさん」が登場します。動物の仲間たちが「池の島へ行って遊ぼう」と約束しているところにりすさんが来て,「ぼくもいっしょにつれていって。」と言いますが,ほかの動物たちが「りすさんは泳げないからだめ。」と断って島に行ってしまいます。でも,島で遊んでいるかめさんたちは仲間はずれにしたりすさんのことを思い出し,次の日にみんなでりすさんに謝ります。そして,泳げないりすさんを背中に乗せて島に行き,みんなで楽しく遊ぶというお話です。場面ごとに動物たちの気持ちになってみんなで話し合いをしていました。

 話し合いをして,「友達を悲しませて自分たちだけで遊んでも,楽しくないこと」や「みんなで仲よく遊んだほうが楽しいこと」に子どもたちは気づきました。ちょっとした発言で相手を傷つけてしまったりつらい思いをさせてしまったりするトラブルは,実際の生活でもあることです。しかし,自分のしたことを振り返り,相手に謝ったり自分の行動を改めたりすることができるのも,子どもたちのすばらしいところです。

 「クラス関係なく遊べば楽しいです。」「友達をだれでもさそいます。」「困っている人がいたら助けます。」みんな,友達のことを思う温かい意見をたくさん発表していました。