音楽室から「さくら」の歌が聞こえて来ました。日本に伝わっている音楽にはどこか懐かしい響きがあります。今日の学習ではその秘密を探っています。
先生が用意したのは1オクターブの木琴です。しかし,普通なら下のドから上のドまで8つの鍵が並ぶはずの木琴には6つの鍵しかありません。
日本の民謡は五音階(ソとレ抜き)で構成されています。この二つの音が抜けた状態でふしを作ってみると...。あっという間に民謡っぽい節回しの曲ができあがります。みんなで順番に自分で考えたふしを木琴で演奏していました。
人気のミュージシャンも,自分の作品に日本的な雰囲気を出すときに使う手法です。ちょっとしたテクニックが音楽の雰囲気に大きな影響を与えていることを,ふしづくりを通して体験的に学習することができていました。