4年生が延期となっていた校外学習に行きました。当初は西大寺の東部クリーンセンターを訪問する予定でしたが,感染症対応のため見学が中止されているため,訪問先を備前市伊部の備州窯と和気閑谷学校に変更しての実施となりました。
備州窯では実際に備前焼の土ひねり体験をしました。パーティションで仕切られ感染症対策が整えられた工房に案内してもらいました。用意された「ひよせ」(備前焼を作る粘土)をこねてから,焼き物づくりにチャレンジします。
湯呑,小鉢,皿など,自分で作りたい形がどんどんでき上っていきました。
どうです?なかなかの力作が仕上がっていますよ。^^)この作品は備州窯の方が十分に乾燥させてから,焼成してくださいます。出来上がりが楽しみですね。
備前焼のふるさとだけあって,町のあちこちに立派な備前焼が展示してあります。備前焼は釉薬を使わない焼き物で,炎のあたり方や素材の中に含まれるいろいろな金属の反応によって,さまざまな模様が生み出されます。係の方の説明を聞いて,「土と炎の芸術」備前焼の知識をたくさん得ることができたようです。
お昼ご飯は晩秋の和気閑谷学校前の芝生広場でいただきました。少し肌寒い朝でしたが,日が照って青空が広がる温かい一日となりました。おいしくご飯をいただいています。お弁当を作ってもらったおうちの方に感謝ですね。^^)
最後に閑谷学校の中を見学させていただきました。閑谷学校は日本ではじめて「庶民が学ぶ学校」として作られた古い歴史をもつ学校です。日本の近代化に大きな役割を果たした人々を育てたことでも知られます。
地元岡山の名産品や歴史に触れる有意義な一日を過ごした4年生でした。