令和元年度の卒業証書授与式を実施しました。寒い朝となりましたが,天気は快晴です。卒業生の門出を祝うように,澄み切った青空となりました。
新型コロナウイルスによる肺炎感染の予防のため,今年度は在校生は登校しません。卒業生が登校してくると,職員が「おめでとう。」と声をかけて,胸花を付けました。花を付けてもらうときは,少し緊張気味の子どもたちでしたが,次々と友達が登校してくるとリラックスムードになりました。今日は卒業生も保護者も,そのまま体育館に入場します。
開式までの時間,早くも会場では記念撮影の輪ができました。保護者の方々,友達同士,先生と一緒...。思い思いの相手と一緒に,思い出のひとときを過ごしています。いつもの式後の会場のようなリラックスした会場です。
しかし,ひとたび式が始まると,会場の雰囲気は先ほどまでのリラックスした感じから,厳かな感じへと変わりました。十分な練習時間がない中にあって,6年生は卒業生らしい立派な態度で,卒業証書を受け取ることができました。
時間短縮のために,6年生の別れの言葉は旅立ちの歌へと変更になりました。6年生全員の歌声に,先生の歌も重なりました。
最後は,体育館から保護者の方々といっしょに退場します。先生たちが並んで花道を作り,拍手で卒業生の門出を祝いました。卒業記念のナデシコを手渡されながら,101名の卒業生が新たなステージに向かって旅立っていきました。
お忙しい中,ご臨席をいただいた保護者の皆様,本日は誠におめでとうございました。
本来,ご来賓として祝福していただく予定であった地域の皆様からは,温かいメッセージをお寄せいただきました。また,今日も安全パトロールの皆様をはじめとした地域の方々が,卒業生の登下校を見守ってくださいました。多くの皆様方のご支援をいただきながら,今年度の卒業式を終えることができました。ありがとうございました。