平成3年3月18日,江西小学校の卒業式の朝を迎えました。あいにくの雨となりましたが,6年生が元気に登校してきました。
朝,教室で胸花をつけてもらい,机の上の記念品を見て少し緊張している人もいたようです。しかし,式に向けて言葉の確認などをしていくと緊張も次第に解けていきました。
厳かな雰囲気の中で式が始まりました。6年生はとても堂々とした態度で証書を受け取りました。
校長先生からは,3つの大切なものに関するお話がありました。「自分の命」「人の命」「自分らしく生きること」について,具体的な例を挙げながらの話でした。
教室で最後の帰りの会をしています。いろいろな思い出の詰まった小学校生活の締めくくりができたようです。
最後まで雨が止まない一日となりましたが,校内の花道をたくさんの拍手を受けながら,91人の卒業生が旅立っていきました。
今年度は在校生が参加しないため,別れの言葉も卒業生の言葉だけとなりました。大きな声で練習することもままならない状況下でしたが,卒業生や先生たちの熱意が伝わる立派な卒業式を実施することができました。
卒業生の皆さん,保護者の皆様,本日はおめでとうございました。