4年生は理科の学習で,「雨水のゆくえと地面の様子」について学習をしています。雨が降った運動場には水がたくさん溜まっていますが,時間が経つと消えてしまいます。水のしみ込み方と,運動場の土の様子には関係があるのかどうかを実験を通じて調べます。
実験では2種類の土を用意しました。運動場に敷かれている真砂土と,園芸用の砂です。まずは二つのサンプルの見た感じを比べました。真砂土は小さな石と細かい土が含まれています。一方,園芸用の砂は比較的な大きな粒でザラッとした感じです。次に二つのサンプルを水のしみこみ方実験装置に入れて水を流しました。実験装置の下側から水が全て流れ出るまでの時間を測ります。真砂土からはたまった水がなかなか流れ出てきません。
しかし,園芸用の砂に入れた水はあっという間に流れ出てしまいました。校庭の土と園芸用の砂では,水がしみこむまでの時間は砂の方が圧倒的に早いです。
実験を通じて,土や砂のつぶの大きさが大きいほど,水がしみこみやすいやすいことを確かめることができました。